昨夜、学生から今までのカウンセラーに相談してきたけど、
どうしても嫉妬してしまう自分が嫌でどうにかしたい!と相談を受けました。
私は、ある程度の嫉妬は、持ってもいいと考えています。
なぜならば、「嫉妬」は、相手と自分を比較して、劣っている点があるから
相手を妬むのです。そこに、成長があれば私は持つべきだと思います。
それにしても、改めて漢字を見ると、
「嫉妬」って両方ともおんなへんですよね。なんでだろうと調べてみると、
「嫉妬( しっと)」の由来はやはり漢字に関係があるらしい。
「嫉」の右側の「疾」は、「?(やまい)」+「矢」で「矢のようにきつく速い病」。
そこに「女」へんがつくことで、
「女性にありがちな、頭にカッとくるヒステリー状態」を意味するのだそう。
「妬」の右側の「石」は「かたくて融通が効かないさま」を意味します。
私も、嫉妬なのか、気まぐれなのかわかりませんが、
「おはようございます」と声をかけると、
「おはようございます!」と快く返ってくるときと、ツンとされることを受けます。
私は、その方の気分が朝分かるので、バロメーターにしています。
相談を受けた学生は、嫉妬のあまり、学校を休んでしまったり、心が苦しくなり、
集中ができないということを訴えてきました。彼女は「嫉妬」を理解できているため、
できる子、いい子をやめて自分がしたいことができる人になってほしいと伝えました。
恐らく、感受性が豊かな子でいわゆるHSPタイプの子だと思います。
その為、世の中には、相手のことがとても気になってしまう、敏感なタイプの人がいるのだよ!という話をすると、確かに疲れやすいとも言ってきました。
嫉妬もだけど、HSPが病気ではなく、そういう人間もいるのだよ!と知っておくだけでも
違うと思うよ!と伝えたら、
「そうなのですね、分かった気がします!」
「ありがとうございます」
嫉妬してイライラしている時間がもったいない!楽しくワクワクする時間を考えましょう!
私が読んでいる『源氏物語』でも、嫉妬、怨念で女性が亡くなってしまう場面があります。
昔から嫉妬ってあったのですよね!嫉妬は、恐ろしいと思ってしまう場面もありますが、
誰かと比べて相手に嫉妬するならば、ダメな自分を受け入れて、近づく努力をしたほうが
重要です。
これも、少しだけ考えを変えるだけで変わります。
私も、嫉妬心の塊ということありましたが、今は、嫉妬することはなくなりました。
目の前で浮気されたらわからないけどね。(笑)
嫉妬…
相手と自分を比べて、相手の優れている点を認めるのではなく、恨んでしまうことです。
まずは、相手と比べない。これが大切ですね!
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